元惣菜屋直伝!! 美味しい天ぷらの揚げ方のポイントと考え方~パート1~

 

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どうも!

 

hossy720です♪

 

 

最近家庭で揚げ物を揚げることは

手間がかかるので、

ほとんどの方がスーパーのお惣菜コーナーで

買ってきてしまうのではないでしょうか?

 

 

 

そんな揚げ物の代表格と言えば、

ニッポンの味・・・「天ぷら」ですね♪

 

 

 

誰しも

「天ぷらがカリッと美味しく揚げられたらいいだろうな~」

と思ったことがあるのではないでしょうか?

 

 

美味しく天ぷらを揚げられたら

人が集まる席や、お祝い事の席、

またおそばやうどんを食べる時にも

食卓が華やぎますよね?

 

 

そんな天ぷらですが私は嫌というほど

天ぷらを揚げていたことがあります

 

 

 

それは私が昔、食品スーパーのお惣菜部門で

働いていた時です

 

 

 

もともとは高校卒業してからは

まったくジャンルが違う「フランス料理」を

勉強していました

 

 

そんな私が30代後半に縁あって

食品スーパーのお惣菜を作る

仕事に就いたのです

 

 

 

私も初めは天ぷらなんてやったことなかったので

その時のチーフに教わりながら、何度も失敗し

試行錯誤して段々と美味しい天ぷらが揚げられる

ようになりました

 

 

多分、換算すると何万個というほどの天ぷらを

揚げたと思います

 

 

 

スーパーのお惣菜の天ぷらは

普通のご家庭で揚げる天ぷらと

揚げ方が違います!

 

 

 

揚げ方というより、仕上がりの状態が

違うといった方が正しいかもしれません

 

 

 

その違いとは・・・?

 

 

 

普通のご家庭の天ぷら、もしくはお店や

お座敷天ぷらは揚げてから

すぐに食べると思います

 

 

「揚げたて」が食べれますよね

 

 

これに対してスーパーの天ぷらは

何位時間もたってから食べられることが

ほとんどです

 

 

 

どんなに揚げたてを出してお客様が買って帰って

すぐに食べたとしても30分以上の時間は

経ってしまいます

 

 

それでなくてもほとんどの天ぷらは

朝に揚げたものが昼頃購入されて食べられます

 

 

スーパーによっては朝揚げたものが夕方まで

売られていることなんてこともあります

 

 

 

その時間ゆうに3~10時間はたっています

 

 

 

それだけ時間が経っても「美味しい」と思える

商品を作るには揚げ方のポイントがあります

 

 

 

それは何か・・・?

 

 

 

食材が持つ水分量を考えるということです

 

 

どういうことかといいますと、

良く主婦の方がおっしゃることで

「天ぷら揚げてもカリッとしない!」

「ちょっと時間が経つとすぐにフニャっとなっちゃう」

なんて言われることが多いです

 

 

 

なぜフニャっとなるのかというと

それはまだ食材の中に残る水分が多いから

なのです

 

 

 

答えから言いますと、

スーパーのお惣菜の天ぷらは

衣の中にある水分を揚げることにより

徹底的に飛ばしてしまうのです

 

 

 

食材の水分が残っていると

時間が経ってからその水分が衣の方に

移ってしまい

結果、衣がフニャってなってしまいます

 

 

では「徹底的に水分を飛ばす」ならずーっと揚げて

いればいいのね?

と思われると思いますが

 

 

揚げすぎると今度は固くなってしまい

食べたときの食感が悪くなります

 

 

ではどうしたら良いの?

その考え方は次の機会にお話ししますね

 

 

それではまた~♪